2011-04-28(木)晴れ
3月11日の大震災の直後は、スーパーの品揃えも少なくなっていましたが、その後は大分回復してきました。色々なところでの努力が実っているのでしょう。でも、品揃えとか、或いは品物の産地が変わったりしています。今までのものとは違う産地とかメーカーとかのものになっています。
最初に感じたのは、いつも買っている小さなパックの納豆がなくなっていて、当市の中の地名がついた納豆がありました。もちろん、おいしく戴いたのですが、今まではスーパーでみたことがなかった様な気がします。きっと、有名どころの大量生産品より価格で負けて仕入れてもらえていなかったのでしょうか。有名どころが津波の被害にあったため品薄になって、代わりに上記製品が私に見えるところに出回ってきたのでしょうか。
さて、次ぎに気がついたのは「オクラ」です。
上の写真のオクラは、震災前に良く買っていたオクラの写真です(昔撮った写真です)。上の写真のはフィリッピン産です。このほかタイ産もあったかな。そういうところのしかみたことがありませんでした。
最近は、このオクラしかおいてありません。これは国内産(九州産)です。
実際のところを言うと、国内産のものはやや小振りですが、柔らかくておいしいので、私としては歓迎しています。外国産のは大きいのですが、トウがたったような感じで堅くて味も大味です。
考えてみると、これも震災の影響でしょうか。以下のような流れがあったのかもしれません。
・今までは、日本産は外国で高く売れた(農薬の心配もなく安全で、味も
良いから輸出できた)。
・原発事故の後、外国では日本産を輸入しなくなった。
東南アジア産などが引く手あまたになった。
・国内では、国産品がだぶつき、かつ東南アジア産は高くなった。
・このため、国内産が国内に沢山出回ってきた。
と考えるのは早計でしょうか。
私自身でいうとオクラについては、こういうおいしいオクラもあったんだと分かったし、今のところそれを食べることができるんだから構わないのですが、生産者は以前のように高くは売れないから大変かもしれませんね。でも、色々な食品を、できればまず国産品から食べたいなと私は思っています。
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