2012-02-16(木)曇り/雪/雨
確定申告の書類を提出しました。当市では、本日から文化会館の大きな部屋を使って、確定申告書類作成の相談やアドバイス、書類提出受付などが始まりました。相談や記入のアドバイスを受けるには、早くいって受け付け整理券を貰わないと駄目なのですが、提出だけは直ぐに受け付けてくれるので提出だけしてきました。提出すると、なにがしかのお金が戻ってくるので、きちんと出すようにしています。
それで、気がつきましたが、日本の制度は面白いですね。もっとも、外国の制度をよく知らないので比較にはならないと思いますが、、、。
外国では、「各人に申告させて納税させる」という形に見えます。だから、一般人でも納税元データを作成するソフトが発達しているようです。HP200LXのPocket Quickenも、そういうデータを出力することが出来ます。
日本では予め取っておいて、申告させて余分にとっておいた分を返す方式です。だから、申告をしなければ、とった側の取り得になるわけです。
その他にも、日本の方式はとる側に都合が良くできています。何より、納税している人(サラリーマンのこと)に、お金を出していることを意識させない方式があります。それは、社会保障費(年金などの掛け金)の納入は、半分は本人の給与明細に出てきますが、半分は会社名義で納入させているわけです。本人は、自分の給与経費から出ていることを意識しないわけです。(会社が出していると言っても、本人の給与経費のなかからその分を、本人に支払わないで直接国に収めているだけです。)
この辺は、いくら説明しても若い社員はわからないようです。もっとも、自分もそうでしたが。これが分かるのは、所属社員の各人の経費明細を直接見ないといけない立場になって、初めて分かります。
さて、作成は、国税庁のWEBで電子作成をしてプリントして持って行きます。そのまま電子申請する手もありますが、それには市役所でカードを貰ったり電子証明用のカードリーダを買ったりしないといけないです。しょっちゅう使う物なら良いのですが、年に1回使うだけですから用意する気になりません。それでも、電子申請にしてください、、と言っていますが、この辺がお役所的だな、、と思うわけです。ユーザの気持ちが分かっていないなと、、。
私のPCは、プリンタが使えるのはWin2000のPCです。WEBで作成するときは、プリンタの繋がっているPCでないといけないのですが、WEB作成の正式サポートはWin XPからです。今年は、むりやりWin 2000のPCでやりましたが、WEB作成がWin 2000のPCで動かなくなったら、いずれは紙で作成に戻らないといけないのかな、、などと頭を痛めています。
Win XPのPCも有りますが、プリンタが、そのPCに繋がらないのです。PCに、そのインタフェースの口がないからです。常に新しいPC環境にしている人は良いと思いますが、個人の懐だと、なかなかそうはいきません。これも、悩みの種です。
そんなことを考えた日でした。
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