2012-02-25(土)雨、のち曇り
昨日、NHKのニュースだったかニュースに続く番組だったかは忘れましたが、大学生の学力についての話がありました。小学生の問題も満足に解けない人が、大学生にかなりの割合でいる、、という話でした。例えば、分数の計算が満足に出来ない、、とかでしょうか。だから、そういう教育からやらないといけないのが問題になっているらしいとか、、。
でも、計算できた人が、大学生になって遊びまくっているうちに計算できなくなった、、と言うのでは無いですよね。元々、ずっと出来なかったわけですから、考え方が逆かもしれないです。 即ち、そういう人でも高校や大学に入学できたり卒業できたりするということでしょう。入学させたんだから教育するしかないでしょう。
昔、すなわち私たちが学校へ行っていたときだって、かなりの年になっても、上記のように計算が出来ない人はいたと思います。ただ、中学は義務教育だから無理矢理押し上げて卒業させたかもしれませんが、高校とか大学は数が少なくて狭き門になっているから、それなりに学力のある人でなければ入れなかったわけです。いまは、学校の数が多いから、入学できてしまう、、というだけでしょう。
では、昔の時代、上の学校には入れなかった人はどうなのかというと、それも普通の事でしたから特別困ったわけでもないわけです。ちゃんと、就職して普通に暮らしていました。上の学校になるほど人数が少なかった時代ですから。今は、「大学卒業」というのが、昔の「高校卒業」とか「中学卒業」とかに相当するような、(学校数と学生年齢の人口の)関係になったということでしょうか。
教育を受けるのには楽になった時代と言っていいのか、逆に自分で頑張って勉強しないと先まで進めないというのか、難しいですね。
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