情報記録方法の進化とか読み出しについての雑感
2018-09-17(月)晴れ/曇り、夕方から雨
オープンリールのデッキの不調は何とか騙し騙しつかって、どうしても取っておきたい内容のテープについては、デジタルファイル化を概ね終了しました。カセットテープの方は、デッキが未だ使えるのと、テープの数が多いので、当面はそのままで行くことにしました。
さて、そんな作業をしながら、題記のことを考えたわけです。大昔から昭和の途中くらいまで?は、粘土や石から始まり、竹とか木(木簡?)、紙に記録されていただろうと思います。これらは、少なくとも目など、人間の素の機能で読み出すことが出来ました。
しかし、マイクロフィルムとかその後の電子/電磁/光学デジタルデータなどになると、記録密度が飛躍的に上がりましたが専用の機器がないと読み出せません。問題は、この機器がないと読み出せないという点です。今回、オープンリールテープデッキの不調、入手難の問題で、危うく読み出せなくなるところでした。同じように、私も含めて、各家庭(のPC関連)では、FDの読み出しに困る方が多いはずです。FDを読める機器がなくなってきているからです。まだ、中古機があるから読めると思いますが、いずれ個人では難しくなるでしょう。同じようなことが、今の記録媒体でも起きそうです。
同じように遠い将来、記録機器がすっかり変わった後、遺跡や廃墟?(小説みたい、、、)から記録媒体が見つかっても読めないかもしれません。もっとも、媒体そのものが劣化してしまっているかもしれませんが。いずれにしても、昔の媒体のように人間の素の機能で読めないから、読み出しは大変かもしれません。
もはや、紙では記録しきれないほど情報が増えていますからやむを得ないことではありますが、いずれ、長いスパンで見ると大多数の情報も記録も使い捨てになるのかなと思いました。
そんなことを思いながらオープンリールテープの中身のデジタルファイル化を行っていました。
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