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2016年3月12日 (土)

WEB小説サイトの小説の長所、短所

2016-03-12(土)曇り、晴れ

 最近、ちょっとWEB小説サイト(*1)の小説(以降、WEB小説と略記)を読んでいます。それは、Nokia携帯電話のPythonで、WEB小説サイトからデータをダウンロードしてテキストファイルにするスクリプト「PyBookGet」を改造したり、テストしたりしているからです。その時に目について、面白そうだなと思ったものを読んでいるわけです。いくつか読んでいて、若干の長所、短所に気がつきました。
 *1 現状では「小説家になろう」サイトを対象にしています。

 まず、長所は、発表が紙の本に比べて手軽と言うことです。それなりのやる気と、ある程度のアイデアや記述力があれば、WEBサイトに(多分)アカウントを作れば、直ぐにでも発表できます。全文を一括でなくても、大多数のように、本にして数ページ~十数ページずつの連載でも良いわけです。小説を発表したいという方にとっては、手軽に出来ると思います(原稿を出版社に持ち込むことに比べれば、ハードルは随分と低いですね、開始だけは、、)。
 もちろん、編集者の意見とかは無いけれど、読者の反応はネットを介して見ることが出来ます。それで、いろいろと磨いてゆくことが出来るかもしれません。

 さて、短所も見受けられます。上記の長所の裏返しです。出版社に持ち込む段階での推敲とか、一冊分まとめてのチェックとかがない、あるいは編集者の目から見た意見とかがないからから、作者の力による差とかブレが、もろに現れてきます。それが、以前も書いたのですが、玉石混淆の感じが強くなる要因でしょう。
 また、長所で書いた「読者の反応」も、モチベーションアップには繋がっても、必ずしも中身のアップに繋がるとは言い切れないわけです。良い読者が良い批評家と言えるかどうかは分かりませんし、基本的に読者は無責任なものですしね。

 そして、一番の問題があります。それは、連載して発表していても、完結するとは限らないいという点です。私が読んだいくつかの中でも、途中で中断のまま、と言うのがいくつもあります。紙の本のように、最後まで書いて本にする、、という形ではなく、書きつつ発表ですから、色々な都合で継続できないことも有ると思います。本の途中で中断したまま、、という形になると、正直なところ、かなりもやもやします。
 とはいえ、作者に義務があるわけではなく、勝手に書いているブログを読んでいるようなものですから、作者を責められるものでもありません。ただ、(アマチュア作者開発?を対象にした)WEB小説の限界なのかなとは思います。
 いくつかは、出来ればある程度の結末まで読みたかったな、と思うものもあります。でも、1年とか2年とか中断しているのをみると、もはや無理かなあ。

 上記のようなことがあるから、やはり、本になってから読むのが良いのかなとか思うことも多いです。本になる段階で、かなり良くなっているケースも有りますしね。もっとも、力のある作者のは余り変わりません。WEBの段階でも、良くまとまっています。
 WEBで読む人が少なくなると、発表者のモチベーションも上がらなくなるから、なかなか難しいところです。
 そんなことを考えながら、PyBookGetスクリプトの改造を行っています。

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