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2008年7月27日 (日)

ビルの建設

2008-07-27(日)晴れ、のち曇り

 最近(でもないかな、暫く前から)、市内では背の高いクレーンが目につきます。いくつかは工場の建物の建て替えとか新築ですが、その他多くは分譲マンションの建設です。

Dscx118a

 こんな感じです。
 以前は分譲マンション建設といえば、それなりの土地を確保して作るので、周りには若干のスペースがあったものですが、最近のはそうではないですね。以前あったお店が無くなったと思ったら、そこに敷地一杯に作っています。従って、歩道から直ぐ入口だったり建物の壁だったりします。
 まあ、駅から歩いて数分、、といううたい文句で売り出すのでしょうが、あれほど廻りに余裕がないと、ちょっと嫌じゃないかなあ(住む人も廻りも)と思うのですが、どうでしょうね。

 ところで、この写真を見ていたら思い出したことがありました。ビルを建ててゆくやり方にはいくつかあるんですね。以前東京の本社ビルに通勤していたときに、偶然一回だけ目撃した工法がありました。

(1)ごく普通に見るやり方
 上の写真のごとく背の高いクレーンを設置して、そのクレーンでビルの上へ資材を上げます。ビルの上で作業して、ビルを上へ上へと造ってゆきます。従って、この場合のクレーンは背の高いものを使います(最初から高いわけではなくて、徐々に高くしてゆくこともありますが)。

(2)屋上階(実際は屋上の上、作業階になるんですが)を作って、その上に大きなクレーンを設置します。そのクレーンで資材をつり上げるのは一緒ですが、作業階の下にビルの階を作っては、作業階を上げてゆきます。
 即ち、作業階の下に階を作り、作業階(即ちクレーンも)を上げてゆきます。ですから、このクレーンは背の高いクレーンではありません。

 こう書くと、見たことが無い方は、どうやって作業階の下にビルの階を作り、作業階を上げてゆくんだ、、と疑問を持つ方もいると思います。
 当然ですね、まるでピラミッドを上から造る、、と言う説と同じになってしまいますから。

 実は、柱になるところの部分ですが、作業階にはジャッキになっている柱がついています。これで、腕立て伏せのごとく自分(の階)を持ち上げます。その後、ジャッキの柱を一本ずつ引き上げては、その下に本当の柱を作ります。自分の下にビルの階と柱を作ったら、また腕立て伏せで自分を持ち上げます。
 こうやって、2階位ずつ作ってゆきます。最初に作業階を作るのは時間がかかりますが、トータルとしては作業期間は短くなるのだそうです。この工法は、オフィスビルを造るのに適しているようです。オフィスビルは柱と床だけみたいなもので、マンションのように中を区切るコンクリート壁が無いからです。

 本社ビルの隣に、2つのビルが建設中で、それぞれ(1)と(2)の工法で作っていました。最初は(2)の工法が分かりませんでしたが、毎日喫煙室に行っては眺めていて、やっと分かりました(笑)。

 ところで何ヶ月にもわたって見ていたのですが、この工法でひとつだけ目撃できなかったことがあります。即ち、腕立て伏せ(自分の階を上げているところ)です。まあ、これは他の作業者が作業できない夜中とか休日にやるのでしょうから、仕方がないのでしょうか。
 勉強になった一件でした。

 

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